1940s Italy Goat Leather Car Coat

SOLD OUT

1940-50年代頃にイタリアで着用されていたカーコートのご紹介です。

カーコートとは1900年初頭に誕生した外套の一種で、オープントップ仕様の車が一般的であった当時、寒さや飛散物から身を守るために好んで着用された、長めの着丈が特徴のヘビーアウターのことを指します。

一般大衆にとって車が手の届かない高級品であった当時、「カーコートを着ている＝車を所有している」といったステータスを示すシンボリックなアイテムとして特に上流階級層の男性に人気を集めていたようです。

当ジャケットにおきましても
製造から70余年の歳月を経た現在でもなお鈍く鋭い光沢を発するキメの細かい上質なゴートスキン。形の良い襟が特徴的なパターンメイキング。機動力を損ねないラグラン仕様の肩周りなど、カーコートという用途に沿った上でのこだわり抜かれたディティールの数々が見られます。

裏地はピケ素材の裏張りが施されているため、ダブルのフロント合わせと相まりその防寒性は抜群。身幅とアームホールは広めに取られているため、寒い時期には中にたくさん着込んでいただくことも可能です。

サイズはメンズのXLあたりに該当するかと。程よいゆとりを持ちつつも大きすぎることのないとても良いサイズ感です。

各所にヴィンテージレザー、特にゴートレザーに特有の銀面の剥がれがあり使い込まれクタッとソフトに変化した生地感も相まり大変雰囲気良くお召しいただけるかと思います。

「革の本場」とも称されるイタリアで生み出された、秀逸なデザイン性と経年により雰囲気の増したゴートスキン生地が魅力の1着。

お好きな方は、是非ともこの機会に。

[サイズ]
裄丈:86cm
身幅:55cm
袖丈:46cm（脇下〜袖口）
着丈:77cm

着用モデル
168cm

＊ライニング下部にお直しの跡がございます。
＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。