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French Work Double Breasted Lamb Leather Half Coat 80's

¥52,800 税込

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1980年製、フランス国営電力会社(=Electricite De France)に支給されていたダブルブレスト仕様のレザーハーフコートのご紹介です。

コントラクターは南仏に位置する "GVF graulhet" 社。1950年代から1980年代まで、EDFを始めとするフランスの国営企業や軍に数多くのレザー製品を納品していた経歴を持ちます。

本個体も例に漏れず、フランスのエスプリ精神を否が応でも感じずにはいられない意匠仕様に富んだディティールの数々。ワーカーのために作られた“制服”であることを疑ってしまう程のクオリティの高さ。

フロントはクラシカルな趣溢れるダブルの前合わせ。アヴィエイタージャケットにも通じる気の利いたトップボタンに、ラペルド仕様の襟元が非常にエレガンスな印象を与えます。

袖先内側に配置されたリブ、ウエストのベルトが隙間から入り込む空気を遮断。さらにライニングにはふわふわと肌触りの良いフランネルが採用されておりますので防寒性、保温性にも文句のつけようがございません。

柔らかく身体に沿う、軽やかなフィッティングはやはりラムレザーによるもの。ラグランの袖付けも相まり、レザーでありながら機動力は抜群。「ちょっとコンビニに」なんて時にも気楽に、ガバッと羽織っていただけるほどにラフな着心地です。

スリークオーター、膝上までの長めの丈は身体を覆う表面積を増やすことで防寒性を向上させつつも、膝まわりをダボつかせず可動域を狭めない絶妙なサイジング。この丈感でしか表現できない品のある重厚さはコートにも、ジャケットにも立ち現れることのない、シルエットが与える妙味。

兎にも角にも、シープスキンの柔らかなフィッティングにラグランの袖付けが実現する“落ち感”が素晴らしく、立ち現れるシルエットは重厚かつエレガント。これぞ機能美。フランスの装飾デザイン文化の粋を実感させられます。

細かなスレ、アタリが各所に見られるものの、ボディの状態は非常に良く、分厚く、もちもちとしたフレッシュな生地感を存分にお楽しみいただけます。

サイズはメンズのLとXLの、丁度中間あたりに該当するかと。肩はなだらかに落ちますし、ウエストはベルトで調整していただけますので様々な体型の方にご提案が叶うかと思います。

フランスの粋が詰まった、シックでエレガンスでラグジュアリーなレザーコート。

お好きな方は、是非ともこの機会に。

[サイズ]
身幅:55cm
着丈:100cm
ゆき丈:75cm

着用モデル
175cm

＊レザーベルトは前オーナーの手によって穴が増やされております。
＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。