1940s German Army Horse Hide Double Breasted Leather Jacket

1930~40年代頃、ドイツ軍で着用されていたホースハイド(馬革)を使用したダブルブレスト仕様のカーコートのご紹介です。

カーコートとは1900年初頭に誕生した外套の一種で、オープントップ仕様の車が一般的であった当時、寒さや飛散物から身を守るために好んで着用されたヘヴィーアウターのことを指します。

戦時中移動に用いられた車もまた、ジープに代表されるオープントップ仕様の車でしたので、カーコートは厳しい寒さのもと未整備地を駆け抜けるのに必要不可欠なアウターだったのでしょう。

首元まで並ぶどっしりとしたダブルブレスト仕様の前合わせや、襟を立てるためのチンストラップは風の侵入を防ぐための防風性を高めた作り。厚みのあるウール生地のライニングによって同時に保温性も確保された、まさに極限の環境で戦う男達のために生み出されたライディングウェア。

フロントにはフラップポケットにハンドウォーマーポケットの計4つのポケットが付属する収納製に優れた仕様。

左腕のキャメルカラーの牛革の切り返しがいい塩梅のアクセントに。

年月を経たことで微細な皺の表出してきたホースハイドレザーは、唯一無二、圧巻のオーラを放っております。

気を衒わないクラシカルなデザインだからこそ容易に見て取れる"本物"の迫力。

約100年の時を経てもなお奥底で輝き続ける鈍い光沢。

状態は年代、用途を考慮してもかなり良くヴィンテージレザージャケットにありがちなライニングのホール、虫食い等も見られないグッドコンディション。よくぞここまで残っていてくれたものだと感嘆してしまいます。

やはりこういった品を見ると、
｢古い｣から｢良い｣のではなく
｢良い｣から｢古い｣のだということを改めて思い知らされます。

サイズはメンズのL〜XLあたりに該当するかと。
モノとして凄く格好良いので、気を衒わず他はシンプルな着合わせで十分ハマるかと思います。

市場にも滅多に出回ることのない、蓄積した経年変化による抜群の雰囲気を纏った1着です。貴方様の日常にスパイスを加える特別なワードローブとして、コレクション、デザインソースとして、

お好きな方は是非ともこの機会に。

[サイズ]
肩幅:47cm
身幅:53cm
着丈:83cm
袖丈:62cm

着用モデル
175cm
64kg

＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。