1950s Italy Goat Skin Double Breasted Leather Car Coat

1950年頃に着用されていたゴートスキン（山羊革）を使用したダブルブレスト仕様のレザーカーコートのご紹介です。

カーコートとは1900年初頭に誕生した外套の一種で、オープントップ仕様の車が一般的であった当時、寒さや飛散物から身を守るために好んで着用された、長めの着丈が特徴のヘビーアウターのことを指します。

一般大衆にとって車が手の届かない高級品であった当時、「カーコートを着ている＝車を所有している」といったステータスを示すシンボリックなアイテムとして上流階級層の男性に特に人気を集めていたようです。

当ジャケットにおきましても
製造から約70年の年月を経た現在でもなお鈍く鋭い光沢を発するキメの細かい上質なゴートスキン。形の良い襟が特徴的なテーラード仕様のパターンメイキング。ハードな用途にも耐えうる金属製の裏ボタンと鋲打ちのポケット、ラグラン仕様の肩周りなど「カーコート」という用途に沿った上でのこだわり抜かれたディティールの数々が見られます。

牛革よりも耐久性と耐水性に優れており、それでいて軽く柔らかい素材感が特徴のゴートスキン生地は経年変化によって更に柔らかさを増し、適度な重さがありつつも体に馴染むストレスフリーな着心地。程よく表出したアタリやスレもヴィンテージレザーを嗜む上で欠かすことのできない魅力の一つ。

裏地にはウール素材の裏張りがされているため、ダブル仕様のフロントと相まってその防寒性は抜群。身幅とアームホールは広めに取られているため、寒い時期には中にたくさん着込んでいただくことも可能です。

サイズはメンズのL~XLくらいに該当するでしょうか。男らしく、ざっくばらんに羽織っていただけるサイズ感です。

「革の本場」とも称されるイタリアで生み出された、秀逸なデザイン性と経年により雰囲気の増したゴートスキン生地が魅力の1着。

お好きな方は、是非ともこの機会に。

[サイズ]
身幅:57cm
着丈:78cm
裄丈:75cm

着用モデル
175cm

＊ヴィンテージレザーに特有のスレ、キズが各所にございます。
＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。