



















WWⅠ 1910s "RFC"/ Royal Flying Corps Full-Length Leather Flying Coat
¥498,000 税込
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第一次世界大戦期、1914年~1918年の間にイギリス王立陸軍航空隊(Royal Flying Corps)通称"RFC"パイロットに着用されていたレザーフライングコートのご紹介です。
RFCとは1918年より発足される英国王立空軍"Royal Air Force"の前身にあたる空軍部隊の草分け的存在、陸上から空中へ戦場が移り変わる最初期において主に対ドイツ軍、西部戦線で活躍した航空部隊のことを指します。
RFCのモットーはラテン語から取った<Per ardua ad astra>="苦難を乗り越えて星々へ"
航空設備が未発達であった当時、多くの空中事故や機体破損が若くて勇敢なパイロット達の身を危険に晒しました。滑走路はガタガタ。機内には冷たく、激しい風が容赦なく吹き込む極限状況。
このモットーからはそんな状況下に於いても英国軍としての誇りを持って果敢に飛び立たんとする彼らの気概を感じます。そしてこのモットーは空への道を身を挺して切り拓いた先人たちへの畏敬の念を込め、その後設立されるRAFに於いても共通理念として受け継がれることとなります。
そんな幻の連隊"RFC"パイロットに着用されていたこちらのフライングコート。当時の未発達な機体、パイロット達が置かれていた過酷な状況に対応することが出来るようにと、意匠仕様の限りを尽くしたハイコストハイクオリティな作り。
まず目を惹くのは胸元に斜めについた貼り付けスクエアポケット。こちらは重要な伝令や地図を収納するためのマップポケットと呼ばれるもの。3/4、ハーフ、ロングと存在するRFCフライングコートですが、おおよそそのどれもがこちらのマップポケットを有しているのが特徴です。
比翼仕立てのフロントは右見頃に左見頃が覆い被さるように設計されたダブルブレスト仕様。センターをずらし左右の見頃をピッタリと重ね合わせることで抜群の遮蔽性を獲得しております。
襟元はボタン式のチンストラップが付属しており、これを立てることでさらに防風性を向上させることができる仕様。ボタンは二つ付くため首回りのゆとりを調節することができます。
こちらは欠損しておりますが腰回りにはウエストを絞り、風の侵入を防ぐためのベルトが付いた形跡がございます。
内側には保温性抜群のブランケットウールライニングが全面にあしらわれており左胸内部には内ポケットが付属。足元には裾のバタつきを防ぐためのレッグベルトが付属しております。
ボディには軽く耐久性に優れたキャメルカラーのソフトカウレザーを採用。
ボタン周辺、右肩部分にレザー銀面の剥離
袖口、裾部分に遣れが見受けられますが使用されていた状況・年代を鑑みると奇跡的と言っても過言でないほどのグッドコンディションかと思われます。
また右見頃下部にインクペンによるメモのような走り書きが見られます。古いものに理解のある方、それ自体を雰囲気として楽しんで楽しんでいただける方にご検討をお勧め致します。
世界に先駆けて空軍開発に注力し、空中戦を制した英国王立空軍の走りとなった空の勇士 RFCパイロットのフライングコート。そこには一世紀超の時を経て蓄積した時間の重み、他を圧倒する本物の迫力が宿ります。
現存する数は極めて少なく、VPNを通して海外のサイトも調べてみましたが過去に市場に出回っていたオリジナルは片手で数える程。そして、その殆どは3/4、ハーフ丈の物。フルレングスのものとなるとその希少性、資料としての価値は計り知れません。
コアなミリタリアコレクターの皆様、時流に流されることのない"本物"をお探しの皆様。
資産、コレクションとして、特別なワードローブの一つとして、是非ともこの機会にご検討頂けますと幸いです。
[サイズ]
肩幅:54cm
身幅:56cm
着丈:123cm
袖丈:67cm
着用モデル
175cm
*こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。
こちらはブログでも些細に紹介しておりますので是非ともご覧下さいませ。
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https://note.com/bout_note/n/n39ffde87ce83
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