<AUSTIN REED'S> Dressing Gown made in England 30~40's

SOLD OUT

ロンドンのFenchurch Street(フェンチャーチ・ストリート)にて1900年に創業した英国王室御用達ブランド<AUSTIN REED'S>から、上質なピュアウールを惜しげもなく使用したDressing Gownのご紹介です。

1926年にロンドンのファッション中心地である
Regent Street(リージェント・ストリート)に進出した同ブランドは、優れた品質がロンドンの富裕層の間で好評を博し、1936年には豪華客船の「クイーン・メリー」号、「クイーン・エリザベス」号などにも店舗を開くなどの躍進ぶりを発揮しました。

その後もエリザベス女王、チャールズ皇太子よりロイヤル・ワラント(英国王室御用達)の栄誉を受け、
ウィンザー公、チャーチル元首相、ビートルズなどを始めとした多くのエグゼクティブからも寵愛を受ける世界屈指のテーラーブランドとして知られるようになりました。

今回ご紹介させていただく1着は煌びやかな金字のブランドタグが付く <AUSTIN REED>がまだ<AUSTIN REED'S>であった1930年代頃に着用されていた完全英国製のDressing Gown(ドレッシングガウン)

ドレッシングガウンとは、屋内または家の周辺で過ごす際にスーツやジャケットでは肩苦しい、そこでシャツの上からでも気軽に羽織ることが出来るようにと取り入れられたフォーマルが原則の英国紳士学から生まれたカジュアルウェアのことを指します。

当個体におきましても、
ゆったりとしたサイジングに脹脛まで覆う長めの着丈。柔らかく、肌触りの良い上質なピュアウールを使用した生地に各所に見られる精巧かつ豪奢な装飾。

アンフォーマルな場ではリラックスをしたい、
しかしその矜持を損なわない程度の装いでいなければならないというジェントルマン達の需要を存分に満たしたことでしょう。

フロントにはハンドウォームポケットが二つ、
傾斜のある胸ポケットが一つ付属します。
前合わせには二つの大きめのボタンが付属。

ウエストにはロープベルトも配されているため
タイロッケンのような着こなしをしていただくことも可能です。

ピュアウール100%の深みのあるブラウンカラーのウール地には同系色のストライプが入り、見るものにエレガンスな印象を与えます。

袖口、ポケット縁、前合わせ襟元から裾元にかけては生成りのホワイト、ワインレッド、コバルトブルーの三色の糸を撚り合わせたパイピングがあしらわれており、全体に対して主張の強すぎない、絶妙な塩梅の良いアクセントとなっております。

裾先にかけて広がるようにゆったりと取られたシルエットが体の動きに合わせて表情を変える上品なドレープ感を演出。尚且つ、腕周りは肩できちんと切り返される、着用時の凛としたシルエットを表現する秀逸なパターン。

まさにエグゼクティブに相応しい、上質な素材と考え抜かれたパターンメイク。

20世紀初頭に生産された1着でありながら
ホールやダメージ等の見られないグッドコンディション。

英国王室御用達ブランド<AUSTIN REED'S>が生み出したダンディズムの“雅”な趣に溢れる1着を是非。

[サイズ]
肩幅:50cm
身幅:65cm
着丈:126cm
袖丈:60cm

着用モデル
175cm

＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。