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Swedish Army Dispatch Riders Goat Skin Leather Jacket 30's

¥50 税込

SOLD OUT

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1930年代頃、スウェーデン軍のバイク部隊で着用されていたモーターサイクルジャケットのご紹介です。

スウェーデン語で"Ordonnansjacka" と呼ばれるこちらのジャケット。

その歴史は古く、なんと1915年から当モデルの製造が開始されました。

その抜群の機能性と防寒性が軍部からの高い評価を受け、1955年の革価格の高騰によるコットンキャンバス生地への切り替えまで、長きに渡ってスウェーデン軍で採用されました。

当ジャケットは1930年代頃の品。
二重構造のフロント合わせした部分に、1942年まで採用されていたスウェーデン軍の官給品であることを示す2クラウンのスタンプが見られます。

コントラクターは”Fall Johan Ohlsson”と ”Sangsta Erik Jonsson”の二人によってスウェーデンのマールング(MALUNG)地方にて、1924年に創業された<Oljon>社。

同社はフランスの国営機関にコルヴィジェジャケットを納品していた歴史を持つことからも、いかに優れた製品を作っていたのかが窺えます。

また、同社が製造拠点を置いていたマールング地方は当時、200以上の革製品の工場が立ち並び、民間と軍用両方の革製品の製造を一手に引き受けていたスウェーデン随一の優れた革製品の産業都市でもあります。

当ジャケットからはそんなマールング地方の熟練した職人の技、当時もっとも栄えていた革産業都市のモノづくりへの”熱”が感じられます。

風の侵入を防ぐ為に左身頃が覆いかぶさる様に設計され、さらには内側もボタンで留めることが出来るダブルブレスト仕様。更に裏地はウール生地のライニングが採用されているため断熱性、保温性は申し分ございません。

フロントには存在感のあるボタン付きのフラップポケットが付属します。こちらはマップポケットとも呼ばれ、周辺地図や他の部隊又は本部への伝令が書かれた紙を収納しておくためのもの。重要品を収納するため、ほつれなどか起きないようにしっかりと強固な縫製がなされております。

フロント右側には4つの大きめのループ式ボタンに加えて木製のトルグが付属。
これらはグローブをつけたままでも開閉が可能な仕様です。

首回りは調節可能なゴム製のストラップが付き真鍮素材のフックで閉じることができます。

フロント下部は真鍮のD管とフックが付属。さらにフロント右左をよりロックできるようにホルダーが付いています。両サイド下部には真鍮のアイレットが付いたドローコードを装備。
もちろんこのコードも上質な本革を使用しており、ここを縛ることで下からの風も防げるようになっています。

袖内部にはウールニットリブがあしらわれており、ハンドルを握っているときに風が入らないように設計されています。悪天候の中でも移動するバイク部隊だからこその徹底した防寒性能とホールド力が完備された徹底した設計。

素材には前述の通りマールング生まれの上質なゴートスキンでを採用。山羊革は牛革よりも耐久性と耐水性に優れており、それでいて軽く柔らかい素材感が特徴です。

北欧の極寒地域で非常にハードな任務をこなしていたバイク部隊が余すことなくパフォーマンスを発揮するのに最適な素材だったと言えるでしょう。

意匠の効いたアシンメトリーなデザインに考え尽くされたディティールの数々。
マルジェラをはじめとした数々のブランドのデザインソースとなっていることにも頷ける完成されたデザインです。

状態はヴィンテージレザー特有のスレ、微細なシワ等は見られるものの画像からもお判りいただける通り非常に良いコンディションを保っております。約100年ほど前に製造された個体だとは思えない奇跡的なコンディションです。

サイズ表記は”52”
当時の着用者のように大ぶりにガバッと羽織っていただけるサイズ感です。
アームホール、身幅は広めに取られておりますので寒い時期には中にたくさん着込んで頂くことも可能です。

トップクラスの希少性は勿論のこと、
時代背景を通して形作られた他の追随を許さない物作りとして完璧なアイテムです。

お好きな方は是非ともこの機会に。

[サイズ]
肩幅:60cm
身幅:64cm
着丈:67cm
袖丈:65cm

着用モデル
175cm
63kg

*こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。

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