1950s French Army "M-52" Chino Trousers ２７

フランス軍にて1952年から1960年代前半まで採用されていた"M-52 Chino Trousers"のご紹介です。

時を遡ること19世紀、インド地域での任務の際本来白色であった軍パンに迷彩効果を施すためにコーヒーやカレー粉木の実、泥水など現地調達した染料を用いてアースカラーで染め上げたことから生まれた"Chino"

その後、その効果的な迷彩効果、実用性の高さが認められてアメリカ、フランスを始めとし各国軍で広く取り入れられるようになりました。

ことフランス軍チノに特筆すべきはその仕立ての良さ。

ボディには一般的なチノクロスと違い、コットン単糸を2本撚り合わせた双糸を用いて織り上げた"ウエポンクロス"を採用。ハリが有りつつもしなやかで表面には品のある光沢感を伴う上質な生地感です。

タックインを前提とした深めの股上にシルエットのバランスを取る2本のタック、テーパードの効いた美しいシルエットライン、軍モノらしからぬ丁寧に仕立てられた縫製各部などなど

モード大国、特に1950年代当時その機運が高まっていたフランス独自の"ドレス"に基づいた仕立て。

もちろん、戦闘を想定した非常にタフな設計で構成されておりますので上質な天然素材特有の経年変化を味わいながらガシガシとデイリーにご着用していただける点も大きな魅力です。

サイズ表記は"27"
ヒップ部分のもたつきもなく
ドレッシーな極太のシルエットでお楽しみ頂けるグッドなサイジングです。

フォーマルから綺麗目なカジュアルスタイルまで春、夏の大人の着こなしに欠かすことのできないチノトラウザー。

随一の仕立ての良さを誇るフランス軍から選ばれてみては如何でしょうか。

[サイズ]
ウエスト:96cm
ヒップ:126cm
股下:68cm
股上:36cm
裾幅:25cm

着用モデル
175cm

＊フロントウエスト周り汚れ、裾部分にリペアがございます。
＊こちらはused品でございます。新品をお求めの方、完璧なお品をお求めの方は購入をお控えください。